
書籍内容
中国共産党は、日中戦争・国共内戦・朝鮮戦争を通じ、
国民の総動員に成功し、一党独裁の権力を築いた。
しかし、その過程で多くの矛盾・軋轢が起きていた。
本書は、そうした矛盾・軋轢の過程でいままで
埋没させられたきた動きや声を発掘し、
中国現代史の再構築をめざす。
タイトル著者紹介
1958年生まれ。上智大学文学部、教授。主要業績:『銃後の中国社会―日中戦争下の総動員と農村』(奥村哲と共著)岩波書店(2007年)、『中華人民共和国誕生の社会史』講談社選書メチエ(2011年)など
書籍情報
- タイトル:戦時秩序に巣喰う「声」
- 著者:笹川裕史 一ノ瀬俊也
- 価格:3,500円+税
- 班版:A5上製
- ページ数:352ページ
- ISBN:978 4 7988 0230 5
- Cコード:0030
- 発売日:2017/8/16