
書籍内容
西暦20××年、遺伝子操作監視委員会C部門の調査官である「おれ」は、今をときめくバイオ企業「ライフテック社」の異状を聞きつけ、調査に赴く。
そこで待っていたのは研究員たちの夥しい惨殺死体と、魂の抜け殻のようになった、かつての恋人であった。
人間のDNA情報イントロンに隠された謎、それはパンドラの箱であり、その謎を解き明かす時、人類は未曽有の危機を自ら招く。
「神経超電導化」によって超人化した人類と異形のものたちGOO(グレート・オールド・ワン)との壮絶な戦いが、お互いの存亡をかけて世界中で繰り広げられる。
恐竜はなぜ絶滅したのか? 進化とは何か? 神は存在するのか?
その答えの全てが解き明かされる!
生命の根源を揺るがす近未来スーパーアクション・バイオ・ホラー『二重螺旋の悪魔』がここに甦る!
タイトル著者紹介
1960年生まれ。1990年、SF同人誌『宇宙塵』に『二重ラセンの悪魔』を発表する。1993年に同作を改稿した『二重螺旋の悪魔』を発表。『ソリトンの悪魔』(日本推理作家協会賞を受賞)など、壮大な世界観に緻密な仕掛けを施し、息もつかせぬ展開で読者を魅了する
書籍情報
- タイトル:二重螺旋の悪魔 完全版
- 著者:梅原克文
- 価格:2,300円+税
- 班版:四六並製
- ページ数:672ページ
- ISBN:978 4 7988 3025 4
- Cコード:0093
- カバー:開田裕治
- 発売日:2015/3/27